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イラクの米兵に謎の肺炎 100人発病し2人死亡
イラク国内や周辺に展開中の米軍兵士の間で「謎の肺炎」が発生していることが分かった。米メディアの報道では、これまでに陸軍を中心に100人ほどが発病、2人が死亡したという。米軍医総監は1日、調査チームをイラクなどに派遣した。現時点では生物化学兵器の影響とは考えにくく、重症急性呼吸器症候群(SARS)のような特定の病気との関係も分かっていない。
発病者が出始めたのは3月初めで、人工呼吸器が必要な重症者は15人を数えている。ロイター通信によると、死亡した2人以外では10人がすでに回復し、3人が現在もドイツの米軍病院などに入院しているという。
重症者は7月まで毎月2〜4人のペースで出ている。多くが陸軍で、所属部隊も展開地域も異なる。現時点では、発病者に共通する病原体は検出されていない。
軍医総監は、感染症専門医や疫学者、病原体検出の技術者ら6人のチームをイラクに派遣。ドイツの米軍病院にも感染症専門医ら2人を送った。発病者や医療関係者に聞き取り調査をするほか、何らかの細菌またはウイルスが関係していないか詳しく調べる予定だ。
AP通信によると、陸軍の肺炎の発生頻度は、通常兵士1万人あたり年間9人ほどだという。現在、イラクと周辺には14万人あまりが展開しており、100人という発病者数は必ずしも異常な水準ではない。 (08/02 14:09)
http://www.asahi.com/international/update/0802/010.html