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「新非核三原則」打ち出す広島平和宣言(共同通信)
広島市の秋葉忠利市長は1日、原爆の日の6日に、平和記念式典で読み上げる「平和宣言」の骨子を発表した。
イラク戦争や核情勢が緊迫化していることに強い危機感を表明。日本政府に対し「作らせず、持たせず、使わせない」とする「新・非核三原則」の世界共通ルール化やアジアの非核地帯化に取り組むよう求めている。
宣言は、今年3月に国際世論を押し切る形でイラクを攻撃し、劣化ウラン弾を使用した米国に対し「罪のない多くの子ども、老人を殺し、自然を破壊し、何十億年もぬぐえぬ放射能汚染をもたらした」と厳しく批判。
また、米国が小型核兵器開発の方針を打ち出したことや北朝鮮の核保有問題などを憂慮。ブッシュ大統領や金正日総書記に広島を訪問し、核戦争の現実を直視するよう求めている。
[8月1日11時53分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030801-00000074-kyodo-soci
「法の支配」「和解」強調 広島平和宣言骨子 '03/8/2(中国新聞)
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広島市の秋葉忠利市長は一日、六日の平和記念式典で読み上げる「平和宣言」の骨子を発表した。核拡散の危機が叫ばれ、イラク戦争をはじめ戦禍の絶えない世界情勢に、「力の支配」ではなく、国際社会のルールに則した「法の支配」と「和解」の重要性を訴える。被爆六十周年の二〇〇五年に開かれる核拡散防止条約(NPT)再検討会議を一つの節目ととらえ、核兵器廃絶のための緊急行動を世界に要請する。
宣言は、核兵器先制使用の可能性を明言し、小型核兵器の開発も目指す米の政策が、NPT体制を崩壊の危機にさらしているとの認識を表明。「核兵器は神」とする政策を強く批判し、ブッシュ大統領や核兵器保有を表明する北朝鮮の金正日総書記らに、核戦争の現実を直視するよう広島訪問を促す。
米国民への説得を意識し、「すべての人を永遠にだますことはできない」とのリンカーン元大統領の言葉を引用。劣化ウラン弾による放射能汚染をもたらしたイラク戦争を「平和をもたらす戦争」と正当化する主張を退ける。
さらに、米黒人運動の指導者、故マーチン・ルーサー・キング牧師が述べた「暗闇を消せるのは、暗闇ではなく光だ」との言葉を引用し、イラク戦争に象徴される「力の支配」は闇であり、「法の支配」と被爆者から生まれた「和解」の精神こそが光であるとのメッセージを盛りこむ。
「核兵器禁止条約」締結交渉を始めるよう各国政府へ働きかけるため、平和市長会議の加盟都市に〇五年のNPT再検討会議への出席など緊急行動を呼び掛ける。世界の各界のリーダーたちに戦争や核兵器を容認する発言を控えるよう求める。
日本政府には「作らせず、持たせず、使わせない」との新・非核三原則を国是とするよう求め、被爆直後の「黒い雨」を浴びた人たちへの援護充実にも初めて触れる。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn03080201.html
昨年・2002年の平和宣言
http://www.pcf.city.hiroshima.jp/peacesite/Japanese/Stage3/S3-2J.html
アメリカ政府は、「パックス・アメリカーナ」を押し付けたり世界の運命を決定する権利を与えられている訳ではありません。「人類を絶滅させる権限をあなたに与えてはいない」と主張する権利を私たち世界の市民が持っているからです。