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日米エネルギー政策対話 イラン石油開発で平行線
日米両政府は29日午後、ワシントンで「日米エネルギー政策対話」の予備協議を行い、今年秋に正式の協議を行うことを決めた。米国がイランの核開発との関係で懸念を強めている日本のイラン内での油田開発計画などについて協議したが、双方の主張は平行線に終わった。
予備協議の中で、日本の官民連合が自主開発油田として期待しているイラン国内のアザデガン油田の問題が議題に上った。日本側は、イランの原油が日本のエネルギー政策上重要であることを説明したが、イランの核開発を懸念する米国側は、強制的な核査察を可能にする国際原子力機関(IAEA)の追加議定書にイランが署名することが必要との立場を示した。お互いが従来の立場を変更せず、秋に再度協議することが決まった。
会議にはラーソン国務次官、マクスラロー・エネルギー副長官、外務省の藤崎一郎・外務審議官、岡本巌・資源エネルギー庁長官らが参加した。「政策対話」は今後も次官級で行い、(1)エネルギー需給の現状と見通し(2)原子力の利用(3)水素エネルギーなどの新技術、について検討していくことを決めた。
(07/30 10:55)
http://www.asahi.com/business/update/0730/058.html