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イラク:
ウダイ氏ら遺体写真公表、米メディアも論議
【ワシントン中島哲夫】イラク駐留米軍が殺害したフセイン元大統領の長男ウダイ氏、二男クサイ氏の遺体の写真公表が米国内外に波紋を広げている。米政府は両氏の死亡をイラク国民や国際社会が信じるように写真を出した。米メディアは是非を論議しつつ、大半が報道に踏み切った。だが皮肉なことに、肝心のイラクで米国が期待したほどの「効果」があがっていないようだ。
写真公表には、ブッシュ政権内にも残酷な印象を広げるという消極論があった。しかし結局、24日に公表したのは、元大統領父子の生存説や復権説がイラク占領統治の大きな障害になっているとの判断からだ。
ところが両氏が逃避中に髪やヒゲを伸ばして印象が変わり、「偽者だ」という反応がイラクで出たため、米側は25日、一部報道陣を遺体安置所に案内した。整髪してヒゲもそり、死亡時の負傷は修復して、生前の報道と同じ容貌にしてあった。その映像と写真も世界に配信された。
一方、米メディアでは一部が放映や写真掲載を控えたが、主要テレビ局は軒並み報道し、主要紙も大半が写真を掲載。ワシントン・ポスト紙は26日付の紙面にも、ヒゲをそったクサイ氏の遺体写真を掲載した。
各メディアが社内で行った是非論と最終判断の論拠の詳細は、必ずしも明らかでない。AP通信によると、USAトゥデー紙の編集責任者は「好ましい写真ではないが、報道しなければ読者は事実関係や政府の公表決定の是非を判断できない」と述べた。
[毎日新聞7月26日] ( 2003-07-26-19:42 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030727k0000m030041000c.html