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(回答先: 「よかったと思うようになる」 特措法成立で小泉首相 [asahi.com] 投稿者 ひろ 日時 2003 年 7 月 26 日 17:27:25)
イラク復興支援特別措置法が成立し、防衛庁は同法に基づく陸上自衛隊の活動を、イラク南部での医療施設への電気や水の供給とする方向で検討を始めた。イラク国民向けの「人道支援」の側面を強調することで、旧フセイン政権の残存勢力などから攻撃対象とされる危険性を少しでも抑えたいという狙いからだ。ただ、米軍の理解が得られるかどうかは微妙だ。
防衛庁は当初、米軍が厳重に警備するバグダッド国際空港を拠点に、米軍への給水活動をする計画を検討。米英の暫定占領当局(CPA)や米中央軍に提案した。しかし米側は給水のニーズが高い地域として、米軍の補給拠点があるバグダッド北方の都市バラドを挙げ、再考を求めた。
バグダッド北方では米軍に対する攻撃がいまも続いているため、米軍の後方支援にあたれば陸自も攻撃対象とされかねないと防衛庁は判断。現在、活動内容を再検討している。
同庁は陸自が戦闘に巻き込まれる事態を回避するため、イラク国内でも比較的治安が安定しているバグダッド以南の地域での活動を模索している。その結果、電気や水が不足している医療施設への支援活動をする案が浮かんだ。
イラクには、日本政府の途上国援助(ODA)で建設された医療施設が13カ所ある。ここに自衛隊の発電装置や浄水装置を持ち込んで活動すれば、日本が「人道復興支援」に貢献しているという印象をイラク国民にも与えることができ、地元の反発を回避できるという期待もある。
ただこの計画だと、米軍の後方支援に加わらないことになる。このため、米側に受け入れられる見通しが立っているわけではない。防衛庁は治安の回復状況を見ながら、後方支援へと活動を拡大していく、という方針を示し、米側の理解を得たい考えだ。 (07/26 17:28)
http://www.asahi.com/politics/update/0726/007.html