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【バグダッド=岐部秀光】イラク復興支援法に基づき自衛隊が派遣されるイラクでは、米軍へのゲリラ戦が収まる気配を見せていない。米陸軍第四歩兵師団のオディエルノ司令官は25日の記者会見で、米軍襲撃の数は減っているが、使用武器などが高度になっていると説明。抵抗勢力は米軍に協力する部隊も敵視しており、自衛隊には治安情勢が重くのしかかっている。
オディエルノ司令官は、「6月から7月にかけて米兵への襲撃数は50%程度減少した」としたうえで、使用武器や襲撃手口の高度化を指摘した。「特に手製の即席爆発装置(IED=improvised explosive devices)はより精巧になりつつある。リモコンで遠隔操作できるタイプが増え、爆発規模も開戦当初より大きくなっている」と述べた。
フセイン元大統領の息子であるウダイ、クサイ両氏の22日の死亡で指揮系統を失った抵抗組織が解体に向かうとの一部の見方に対し、「米軍襲撃の大半は組織的ではなく分散したものなので(死亡の)影響はない」と分析した。 (10:54)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20030726AT2M2600A26072003.html