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「無視できぬ脅威があった」イラク問題で米副大統領反論
チェイニー米副大統領は24日、「いかにしてイラクの脅威を無視すればよかったのか」と述べて、旧フセイン政権の大量破壊兵器(WMD)を取り除くには武力行使しかなかったことを強調した。副大統領自らが開戦判断の正当性を説明することで、野党やメディアによる情報操作疑惑の追及を鎮める狙いがある。
ワシントンにある保守系シンクタンク「アメリカン・エンタープライズ研究所」で講演した。
昨年10月に六つの情報機関の分析をもとにまとめた機密報告「国家情報評価」を何度も引用しながら、副大統領は「これらは最良の情報だった」と指摘。イラクのWMDの脅威は、情報操作によって誇張されたものではなかったと強調した。
武力行使に踏み切ったことについては、「外交的手段で脅威を取り除こうとしたが、ほかに手段がなくなったので力に訴えた」「脅威を無視したり、脅威がなくなるのを期待したりするのは無責任だ」と、ブッシュ大統領の決断をたたえた。
イラクのウラン購入計画という不確かな情報が大統領演説に盛り込まれた問題をめぐり、「副大統領は早くから誤りを知っていたのでは」と指摘されている。この点については具体的に反論する場面はなかった。
ただ、副大統領は「批判は民主主義の偉大な長所の一つだが、ならば答えてほしい。責任ある指導者たるもの、どうすればイラクの脅威を無視できたというのか」と暗に民主党を批判した。
めったに公の場に姿を現さない副大統領が情勢分析や開戦判断の正しさを訴えることで、ブッシュ政権は、情報操作疑惑の追及に幕を引こうともくろんでいる。 (07/25 17:12)
http://www.asahi.com/international/update/0725/008.html
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「どうすればイラクの脅威を無視できた?」そんなもの最初からなかった.