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http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030725k0000e030021000c.html
米国防長官:
イラク残存勢力の攻撃「ゲリラ戦」と認めず
【ワシントン佐藤千矢子】ラムズフェルド米国防長官は24日の会見で、イラク駐留米軍を旧フセイン政権の残存勢力が攻撃し続けている状況について「異例の戦争」が展開されているとの見方を示したが「ゲリラ戦」と認めることは、改めて拒否した。アビザイド米中東軍司令官は先に「ゲリラ戦」との認識を示している。
ラムズフェルド長官は会見で「あの国(イラク)で起きていることには多くの要素がある。旧バース党員、(民兵組織)フェダイン・サダム、犯罪者、外国から来たイスラム聖戦士、隣国から来て害悪を扇動する人々がいる」と述べ、米軍への攻撃は組織化されていないとの認識を表明した。
長官は先月30日の会見でも「ゲリラ戦や、組織的抵抗とは違う」「ベトナム戦争とは違う」などと発言。一方、アビザイド司令官は今月16日の会見で、攻撃は地域ごとに組織化された「古典的なゲリラ型の作戦」と明言した。
アビザイド司令官が現場指揮官としてイラク事態の深刻さを訴えながら戦術転換を模索しているのに対し、ラムズフェルド長官は担当閣僚として「ゲリラ戦」の言葉が独り歩きすることで国内世論が動揺することを警戒しているものと見られる。
[毎日新聞7月25日] ( 2003-07-25-10:37 )