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死亡科学者へのインタビュー、BBCが録音テープ保持
イラクの大量破壊兵器の脅威を英政府が誇張した疑惑をめぐって、BBCの科学担当記者が、遺体で発見された科学者デービッド・ケリー博士に取材した録音テープを保持していることが23日、明らかになった。BBCは、他の取材資料などとともに司法調査に提供する意向だ。
録音を取っていたのは、今年5月、最初に疑惑報道をしたアンドリュー・ギリガン記者とは別に博士に取材した科学担当スーザン・ワッツ記者。その博士との取材をもとに6月の別の番組で、政府が情報を誇張した疑いを報じた。
番組では、匿名の取材源が語った言葉として、「政府は必死で脅威情報を探し求め、たまたまあった情報を取り上げた。一度公表した情報は引っ込められないから、情報機関と官邸の間で議論になった」などと引用。さらに、イラクが45分以内に大量破壊兵器を実戦配備できるとの情報は「(事実に照らして)不釣り合いだ」との取材源の見解を報じた。
英紙ガーディアンやインディペンデントの報道によると、ワッツ記者はギリガン記者とともに司法調査に対し、「放送前に博士に引用内容を確認した」と主張し、裏付け証拠としてテープを提出する見込みだ。
博士は下院外交委員会の調査で、「自分はBBCの主要な取材源ではない」と語り、ギリガン記者に疑惑内容は語っていないと証言していた。
(07/24 12:04)
http://www.asahi.com/international/update/0724/004.html