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2003.07.22
Web posted at: 20:48 JST
- CNN
ワシントン(CNN) 2001年9月に起きた米同時多発テロ事件で、米議会は24日に最終的な調査報告書を発表するが、米連邦捜査局(FBI)が重要情報を取得出来る状況にありながら、十分に捜査しなかったと職務の怠慢を非難する文面になっていることが21日分かった。米政府筋などが明らかにした。
これによると、同報告書ではアメリカン航空を乗っ取り、米国防総省に突っ込んだ実行犯のうち、ナワフ・アルハズミら容疑者2人に言及。2人は00年1月に米国に到着したが、手配人物としてリストにはなかった。FBIが2人の入国に気づき、監視する動きを取ったのかどうかなどに疑問を呈しているという。
2人については、米中央情報局(CIA)が同月初旬、マレーシアの「テロリスト会合」に出席したことを確認している。会合では、00年10月に中東イエメンで起きた米イージス艦コール爆破計画が謀議されたことが後で判明した。
報告書はまた、2人がビザ更新のためロサンゼルスのサウジアラビア領事館へ行き、そこで同国の秘密情報員だった可能性がある人物と遭遇したと指摘。この人物がその後、2人のサンディエゴ引っ越しを助け、資金面での援助を供与していたとしている。
人物が秘密情報員だとの証拠はつかめないとしながらも、FBIがテロ実行へ向けた2人のこれらの行動を把握していなかったと批判している。米国内での国際テロ組織アルカイダの潜伏やアフガニスタンにおける同組織の軍事訓練キャンプの動向を的確に追跡出来なかった他の米情報機関の失態も非難している。
議会報告書は、サウジに関係する個所が削除されて発表される可能性があるという。
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200307220032.html