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【ワシントン=菱沼隆雄】米政府高官は22日、北朝鮮の核問題を解決するための多国間協議について、「8月中旬の再開が可能」との見通しを示すとともに、「北朝鮮が数週間内に協力的な姿勢を見せなければ、国連安保理を通し圧力を加えていくことになる」と述べ、8月中旬以降へとずれ込む場合は、多国間協議から国連安保理へと軸足を移すことになるとの考えを示した。
また、北朝鮮が不可侵の保証を米国に求めていることに関しては、「核放棄の見返りに安全保障を約束することはない」とする一方、「全関係国による多国間声明で、(北への)平和的意思を再確認するのは可能だ」と述べた。
同高官は米国が5者協議の予備段階としてのみ3者協議を受け入れる方式を主張していることを認めたうえで、3者協議では、北朝鮮に核計画を検証可能な不可逆的な方法で放棄することなど「目的のみに言及」し、実質的な提案は日韓を加えた5者協議で行う考えであることを明らかにした。
(2003/7/23/14:41 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20030723i105.htm