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http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030719k0000m030092000c.html
英国防省顧問:
BBC報道の“情報源”死亡か
【ロンドン福本容子】ブレア政権がイラクの大量破壊兵器に関する情報を操作したとする一連の疑惑で、BBC報道の“情報源”の可能性が指摘された英国防省顧問が消息を絶っていることが18日午前、明らかになった。
行方不明になったのは軍事専門家のデビッド・ケリー氏(59)で、前日午後散歩に出かけたまま深夜になっても帰宅しなかったため家族が地元警察に通報。ケリー氏の自宅近辺を捜索していた警官隊が18日朝、雑木林の中で男性の遺体を発見し、身元の確認作業を進めている。
ケリー氏は、ブレア政権の情報操作疑惑に関連し15日に議会下院外交委員会で証言したばかりだった。発見された遺体がケリー氏のものと確認されれば、疑惑は一層広がり、ブレア政権に徹底解明を求める圧力がさらに強まる可能性がある。
BBCラジオは5月末、イラクの大量破壊兵器に関する昨年9月の英政府報告書に「イラクは45分で生物・化学兵器を配備できる」とする情報を首相府が無理やり挿入したと報じ、ケリー氏が情報源になった可能性が浮上。同氏は下院公聴会でBBC記者との面談の事実は認めたものの、「自分がBBC報道の主要な情報源になったとは思わない」と否定していた。
[毎日新聞7月18日] ( 2003-07-18-22:02 )