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ウラン疑惑言及は「ホワイトハウスの主張」 CIA長官
イラクのウラン購入計画という疑わしい情報が大統領演説に盛り込まれた問題で、米中央情報局(CIA)のテネット長官が上院情報特別委員会の聴取(非公開)に対して、「ホワイトハウスの担当者が問題の一節を演説に盛り込むことに固執した」と名指しで指摘したことが分かった。17日、民主党のダービン上院議員が明らかにした。
ブッシュ政権は、この問題についてCIAに責任を負わせて決着させようとしているが、長官がホワイトハウスの圧力を認めたとすれば、同政権はさらに苦しい立場に立たされることになる。
同議員は、4時間半に及んだ16日の長官の聴取に委員会メンバーとして出席した。同議員は「長官はホワイトハウスの誰が問題の一節を演説に盛り込むのに熱心だったのかを説明した」とABCテレビの番組で述べた。
長官は実名を挙げた模様だが、同議員は人物の特定は避けた。ロイター通信によると、国家安全保障会議(NSC)のロバート・ジョセフ不拡散戦略上級部長だという。
同議員の発言についてホワイトハウスのマクレラン報道官は17日、「ナンセンスだ。我々の行動(武力行使)に反対した少数派からそんな声が出ても驚かない」と事実関係を否定した。
ブッシュ大統領は1月の一般教書演説で、「イラクがアフリカから相当量のウランを購入しようとしていた事実を英国がつかんだ」と述べた。これが偽造文書にもとづく情報だったことが判明したため、大統領演説に盛り込まれた経緯が問題になっている。
(07/18 16:53)
http://www.asahi.com/international/update/0718/006.html