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政府が10月下旬に予定していた自衛隊のイラクへの派遣が、11月中旬以降にずれ込む見通しとなった。
小泉首相は17日夜、首相官邸で記者団に「(イラク復興支援特別措置法案が)成立すれば、イラクの状況を見極めて(派遣時期を)考えたい。まだ全然予定していない」と述べ、10月中の派遣にこだわらない考えを示唆した。
防衛庁幹部も、自衛隊の任務や活動地域を特定するための自衛官を中心とする専門的な調査団の派遣は、1回では不十分で、複数回に及ぶとの見通しを示した。その上で、「11月も派遣が確定的だと言える状態ではない」と述べた。
一方、自民党幹部は「選挙中に犠牲者が出た場合は政権へのダメージは計り知れない」と指摘した。イラクの治安状況が悪化していることに加え、「10月上旬衆院解散―11月上旬総選挙」という政治日程が固まりつつある。このため自民党内では、選挙中に自衛隊員が犠牲になれば選挙の結果に悪影響を及ぼしかねないことから、自衛隊派遣は11月上旬に想定されている総選挙を終えた後になるとの見通しが強まっている。
(2003/7/18/03:03 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20030718i301.htm