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イラク戦争は正当
英首相、米議会で演説
【ワシントン17日共同】ブレア英首相は17日訪米し、米議会の上下両院合同会議で演説した。首相はイラクの大量破壊兵器情報について「正しかったと確信している」と強調、間違いだったとしても残虐行為を働いたフセイン政権を打倒したことで「歴史はわれわれを許すと信じる」と述べ、戦争が正当化できるとの考えを示した。
首相は、情報が正しければ、脅威を目前に何もしないことを「歴史は許さなかっただろう」と指摘し、英米両国で高まる批判に反論。イラク民主化について「約束を果たす」と述べ、安定した民主政権の樹立までイラクに軍を駐留させる姿勢を明確にした。
首相は、イラク戦争をめぐってぎくしゃくした欧州と米国の和解の必要性を強調。「欧州を見限らないでほしい」と訴えた。また、日本などの国連安全保障理事会常任理事国入りを念頭に、安保理の改革を主張した。
ブレア首相はこの後、ブッシュ大統領と会談した。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20030718/fls_____detail__017.shtml