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http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20030717i103.htm
米中央軍司令官、イラクの抵抗「ゲリラ戦」と認識
【ワシントン=永田和男】アビザイド米中央軍司令官は16日、国防総省で記者会見し、イラクで米軍への抵抗が続き米側の死者も続出している現状について、「我々に対して古典的なゲリラ戦が行われている」と述べ、抵抗がかなりの程度組織化され、計画的なものだとの認識を示した。
ラムズフェルド国防長官ら国防総省幹部は一貫して「抵抗は、ゲリラ戦と呼ぶにはあまりに散発的で組織化されてもいない」と語っているが、アビザイド司令官は、現状は「どう表現しようと戦争であることに違いない」と述べ、厳しく受け止めていることを明らかにした。
ただ司令官は「我々が追いつめられているわけではまったくない」とも述べ、抵抗勢力は米軍の深刻な脅威ではないと強調、掃討には自信を示した。
アビザイド司令官によると、抵抗勢力はフセイン時代の支配政党バース党の中級幹部らが各地で6―8人程度の細胞を組織し、地方有力者らの金銭的支援も得て武器や弾薬を調達し米軍に攻撃を仕掛けている。アル・カーイダなど国外テロ組織メンバーも「少なからず」参加している模様だという。ただイラク全土の抵抗を統括するような「中央司令部」の存在は確認されていない。
(2003/7/17/11:03 読売新聞