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バグダッド(AFP)2003年8月3日
アメリカの行政官ポール・ブレマーは、土曜日、イラク人に対してサダム・フセインに関する情報を集めるための新たなアピールを行なった。「誰かがウダイとクサイをどこで発見できるか教えてくれた。ほんの数時間後、彼らは殺された。そして2週間もたたないうちに、われわれは情報提供者に3000万ドル払った。彼は家族とともにイラク国外の安全な場所に引っ越した」と、ブレマー氏。
2人の男とクサイの息子、ムスタファ(14歳)の遺体は、土曜日、バグダッドの北225キロ、前大統領の生れた村アウジャに埋葬された。イラクの国旗がウダイとクサイの棺に掛けられたが、日曜日の朝までの間になくなっていた。米軍は関知しないと言うが、住民はアメリカ人がやったと明言している。
ティクリットの最高宗教指導者は、日曜日、ウダイ、クサイ、ムスタファの追悼式典を計画したが、前独裁者の一族に属する部族長マフムド・アルナダと話し合った結果、中止することにした。アルナダは、米軍がいかなる集会も望んでいないからだと言った。ウダイ、クサイの叔父もそんなことはするなと頼んだと言う。
“サダム大回教寺院”の説教師、アタウイ師ははっきり米軍を非難する。「彼らはわれわれにデモクラシーを約束した。しかしこれはデモクラシーではない。彼らは集会を恐れ、われわれ全員を疑っている。ひどい仕打ちだ。ここはわれわれの国なのだということを彼らは知らねばならない」
一方、未知の集団「イスラムの息子たち」が、バグダッドのシーア派モスクの壁に張り紙を掲示し、「悪魔」サダム・フセインを「殺せ」または罰せよ、とアピールした。
「われわれはイラクの息子たちである。われわれは誓う。死者の血に賭けて、母たちの涙に賭けて、子供たちの泣き叫ぶ声に賭けて、寡婦の苦悩に賭けて、サダムよ、われわれは復讐する。そしてわれわれは、おまえのアメリカの主人たち(tes maitres americains)が見つけ出す前におまえを見つけ出すだろう」と、文章は続く。さらに「サダム・フセインは悪魔であり、イラク人民によって殺され、または裁かれねばならない」と、この集団は記す。
http://actu.voila.fr/Article/article_une_030803171600.rqwdx03m.html