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2003.08.04
Web posted at: 16:01 JST
- CNN/REUTERS
サウジアラビア政府が米同時多発テロに関与したとの疑惑が再浮上している問題で、政府の工作員として同時テロ実行犯を援助したとの疑いが持たれているサウジ人、オマール・アル・バユーミ氏は3日、「隠すことは何もない」と述べ、事件へのかかわりを強く否定した。アラブ首長国連邦(UAE)の衛星テレビ、アルアラビヤとのインタビューで語った。
バユーミ氏はこの中で「ナエフ・サウジ内相にも無実を訴える書簡を送った。米中央情報局(CIA)や米連邦捜査局(FBI)の前で、どんな質問にも堂々と答える用意がある」と強調した。同氏は、同時テロ後に米英やサウジの当局から7カ月にわたって厳しい取り調べを受けたと主張。「自宅のパソコンや本を取り上げられ、娘の学校用かばんまで調べられた。その結果、無実の結論が出て、パスポートも返してもらっている」という。
バユーミ氏はサウジ航空当局の職員で、同時テロ実行犯2人の米国への引っ越しを手伝い、資金を援助したなどの疑いが指摘されている。当時、留学生としてカリフォルニア州サンディエゴに滞在していたが、その後帰国し、現在はサウジ西部のジッダ在住。
米議会が最近発表した米同時多発テロに関する報告書では、非公開扱いとされた部分にサウジ政府の事件への関与を示す記述があったとされる。報告書はバユーミ氏の疑惑にも言及しており、米議会では、サウジ政府による関与の一例として同氏の行動を追及すべきだとの声が強まっている。アシュクロフト米司法長官は3日、米ABCテレビの番組で「以前重要視していなかった人物を調べ直すこともあり得る」と述べ、同氏への再聴取の可能性を示唆した。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200308040017.html