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2003.08.04
Web posted at: 08:22 JST
- CNN
(CNN) リビアの最高指導者、カダフィ大佐は3日、米ABCテレビに録画出演し、米国の対イラク戦争は「ベトナム戦争のように泥沼化するだろう」と予測した。また、アルカイダの最高指導者、オサマ・ビン・ラディン氏が「イスラム世界の象徴になっている」と述べ、米国が彼を「聖人」にしてしまったと皮肉った。
カダフィ氏は米国の対イラク戦争について、「ゲリラ攻撃は続き、ベトナム戦争のようになるだろう」と述べた。フセイン元大統領が拘束・殺害されたとしても攻撃は弱まらないだろうと指摘し、「米国の占領が続く限り、独立を求めて攻撃は続く」との見方を示した。
また、同氏は「アフリカ南部で、イスラム教徒ではない子どもたちがビン・ラディンの写真をプリントしたTシャツを着ていた」というエピソードを披露。「我々はビン・ラディンが犯罪者であり、テロリストだと認めているが、普通の人たちはビン・ラディンの無事を神に祈っている」と述べ、米国の対アフガン戦争が彼を「聖人」に祭り上げたのだと皮肉った。
カダフィ氏は、米政府当局とアルカイダに関する情報を交換していると明らかにし、「アルカイダはがん細胞のような組織で、初期の段階では見つけにくい。末期になってから発見できる」と述べた。また、米国の親イスラエル政策が、アルカイダが組織として成長する環境を整えたと批判した。
カダフィ氏が米国テレビ局のインタビューを受けるのは、01年9月の同時多発テロ後は初めて。クリントン政権時代のホワイトハウス報道官で、ジャーナリストに転身したABCのジョージ・ステファノプロス氏のインタビューに答えた。インタビューは7月30日に収録されたという。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200308040006.html