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2003.08.03
Web posted at: 14:44 JST
- CNN
ドバイ(CNN) アラブ首長国連邦のアルアラビア・テレビは2日、テロ組織アルカイダの最高幹部を名乗る人物が、グアンタナモ米軍基地で拘束されている兵士に危害が加えられれば米国と同盟国に報復する、と警告する録音テープを放送した。
放送されたテープの声は「アイマン・アルザワヒリ」と名乗り、「十字軍アメリカは、拘束している捕虜に何らかの手を加えれば、多くの犠牲を払うことになる」「(アメリカが)捕虜を傷つければ、自国民に刑罰を言い渡したも同然だ」「アメリカに言いたいのは一つ。お前たちが目にしたのは、われわれの戦術の第一段に過ぎない。本当の戦争はまだ始まっていない」「アメリカの同盟国やアメリカを支援する国々も同様だ」などと警告した。
アルザワヒリ氏はアルカイダのナンバー2とされる最高幹部で、最高指導者オサマ・ビン・ラディン氏の主治医でもある。同氏の肉声とされる録音テープは今年5月、サウジアラビア連続爆弾テロの直後にも、カタールの衛星テレビ・アルジャジーラが放送した。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200308030009.html