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2003.07.15
Web posted at: 19:40 JST
- CNN/REUTERS
米同時多発テロの共謀罪で起訴されているモロッコ系フランス人、ザカリアス・ムサウイ被告(35)の裁判で、米司法省は14日、同被告が求めているアルカイダ幹部との接触を正式に拒否した。アレキサンドリア連邦地裁は、当局への制裁として、起訴取り消しなどの手段を取る可能性もある。
ムサウイ被告は、米当局が拘束しているアルカイダ幹部、ラムジ・ビナルシブ被告(31)が自分の無罪を証明できると主張し、衛星回線を通した接触を求めていた。連邦地裁のブリンケマ判事は被告の権利としてこれを認め、今年1月、当局に接触を許可するよう求める命令を出した。これに対して当局が、両被告の接触は国家安全保障上の脅威になると反発し、裁判は行き詰まっていた。
連邦地裁での起訴が取り消された場合、当局には連邦高裁に持ち込むか、新たに軍事裁判を試みる道が残される。
ムサウイ被告は同時テロ直前の01年8月に移民法違反容疑で逮捕されていたが、事件後の同年12月、テロ共謀罪などで起訴された。一方ビナルシブ被告は昨年パキスタンで拘束された。ムサウイ被告はアルカイダのメンバーであることを認めているが、同時テロとは別の計画の指令を受けていたと主張、ビナルシブ被告がこれを証言できるとしている。
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200307150025.html