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15日付ニューヨークタイムズから
North Korea Says It Has Made Fuel for Atom Bombs
http://www.nytimes.com/2003/07/15/international/asia/15KORE.html
Officials said today that the answer was unclear. A preliminary set of atmospheric tests for the presence of a gas given off as nuclear waste is reprocessed into plutonium is the best indicator the United States has from one of the world's most closed nations. The most recent tests suggested that nuclear work has accelerated, but the results were inconclusive. More test results are expected at the end of this week.
But intelligence agencies have scant evidence that North Korea has produced enough plutonium to build a nuclear weapon, officials said. As recently as two weeks ago, American intelligence officials told South Korea and Japan that they believed that, at most, only a few hundred rods had been converted into weapons-usable material.
Officials(アメリカ情報機関の担当官)の説明によれば、米NBCテレビが11日夜報じたクリプトン85検出という検査結果は、プルトニウム抽出の確証としては決定的なものではないそうだ。今週の終わりに、さらに多くの検査結果が出るそうだ。
また核爆弾6個分のプルトニウムの生産を完了させたという北朝鮮の発言に対してアメリカは、再処理された使用済み核燃料棒は多くても数百本という情報を、2週間前に韓国と日本に伝えていたそうだ。
7月13日の読売新聞によれば、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030713-00000004-yom-int
「北朝鮮は今日の格段に進歩した科学技術を活用することで、ファットマンと基本設計が同じタイプの核爆弾をミサイルに搭載できる1000キロ・グラム程度まで小型化する能力を獲得しているとの見方が強い。竜徳洞(ヨンドクドン)に設けた起爆装置の実験場は、さらなる小型化を進め、乗用車で運搬できる程度の核爆弾開発を目指している可能性すら指摘されている。
このタイプの爆弾に必要なプルトニウムの量は2・5キロ・グラム程度で済み、8000本の使用済み核燃料棒から抽出できるプルトニウム約30キロ・グラムから製造できる核爆弾の個数は12個まで増える。」
つまりアメリカの情報をもとにすれば、今回北朝鮮が通告したプルトニウムの生産量は核爆弾1個分になるかならないかの量ということになる。
また1996年頃の使用済み燃料貯蔵プールの管理状況を映した詳細な映像をもとに、再処理施設の稼動・運転は現在に至っても、まともに機能していないのではないかと推測する専門家もいる。