現在地 HOME > 掲示板 > 戦争36 > 915.html ★阿修羅♪ |
|
「イラクのウラン購入計画」巡り米政権、釈明に躍起
「イラクのウラン購入計画」にからむ情報操作疑惑の打ち消しに躍起の米ブッシュ政権のライス大統領補佐官やラムズフェルド国防長官は13日、「ウラン問題だけが開戦の理由ではない」「問題は解決した」とテレビで釈明した。だが、疑惑の追及は収まる気配がなく、アフリカ訪問から帰国したブッシュ大統領にとって、厳しい状況が続きそうだ。
ライス補佐官は「サダム・フセイン(元大統領)がウラン購入を試みた、との理由だけで大統領が戦争を始めたと考えるのはばかげている」と説明。大量破壊兵器(WMD)を製造・保有していた旧フセイン政権が世界の脅威だったことを改めて強調し、購入計画を盛り込んだ「一般教書演説は正しかった」と語った。
ラムズフェルド国防長官は、今回の疑惑について、米中央情報局(CIA)のテネット長官が責任を認めたことから、「話は終わった」と指摘し、「WMDは見つかる」と述べた。
しかし、13日付のワシントン・ポスト紙は、「ウラン購入計画」が昨年10月の大統領演説で触れられなかったのは、事前にテネットCIA長官がホワイトハウス高官に対して「演説に盛り込むべきではない」と訴えたためだったと報じた。
その3カ月後の一般教書演説でこの一節が復活したことについて同紙は、「計画を演説に入れたいと、いかにホワイトハウスが熱意をもっていたかが分かる。(『演説前には情報が間違っていることに気付かなかった』という)ブッシュ政権の説明には疑義が生じる」と指摘した。
ライス補佐官は「(ウラン購入計画にかんして)英国は『根拠はある』と説明していた」と、英政府への責任転嫁とも受け取れる説明をした。 (07/14 12:38)
http://www2.asahi.com/special/iraqattack/TKY200307140071.html