現在地 HOME > 掲示板 > 戦争36 > 791.html ★阿修羅♪ |
|
国家情報院は9日、「朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は97年から昨年9月まで、平安(ピョンアン)北道・亀城(クソン)市・龍徳(ヨンドク)洞で核開発に必要な起爆実験を70回あまり実施しており、韓国政府は98年4月からこれを知っていた」と報告したと、国会情報委員会に出席した議員らが伝えた。
これは、金大中(キム・デジュン)前政権発足当時から、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が起爆実験を通じて核兵器を開発していることを知っていながらも、「太陽政策」を推し進め、対北送金を許容したとの意味で、波紋が予想される。
コ・ヨング国家情報院長は、国会情報委員会での報告で「北朝鮮が(このように)龍徳洞(寧辺(ヨンビョン)から北西に40キロ離れた地点)で核起爆実験を実施していることをすでに把握済み」とし、「起爆実験を行うと、噴火口が生じるが、これを衛星写真から確認した」と明らかにした。
コ院長はまた、「こうした事実は98年の韓米情報機関会議で確認された」とし、「(北朝鮮は)寧辺の再処理施設で約8000個余りの使用済み核燃料棒のごく一部を再処理したものと推定している」と語った。
議員らはこれと関連、「国家情報院は、4月末から5月初めの間に寧辺の再処理施設で証拠(2日間)が出たものを根拠に、このように推定し、これは、『北朝鮮が核プログラムを継続させていることを見せかけることで、米国に交渉の圧力をかけたものと判断している』と説明した」としている。
また、「国家情報院は、北朝鮮が94年の核査察前に7〜22キログラムのプルトニウムを抽出、粗悪な核兵器1〜3個を作った可能性があるが、確かな証拠はない」と繰り返し強調したと、議員らは伝えた。
さらに「昨年10月、米国務部のケリー次官補の訪朝の際、北朝鮮が秘密裏に高濃縮ウラニウムを用いた核開発を行ったと認めたが、開発の場所はまでキャッチしていない」と報告したという。
国家情報院は、黄長Y(ファン・ジャンヨプ)元北朝鮮労働党秘書の訪米と関連、「米側が実務交渉を要請してくれば、いつでも訪米を許可する方針だが、まだ協議の要請はない」とし、「近く黄氏を一般保護対象者とする予定だが、当面は引き続き国家情報院が黄氏を保護する考え」と報告した。
国家情報院は、オーストラリアのメディアが「北朝鮮の核科学者キョン・ウォンハ博士の米亡命説」を伝えたことについて、「キョン博士は北朝鮮に生存している」と亡命説を公式否定したと、議員らは伝えた。
金ミンチョル記者
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/07/10/20030710000000.html