現在地 HOME > 掲示板 > 戦争36 > 770.html ★阿修羅♪ |
|
【ワシントン9日共同】米エネルギー省は9日、核兵器のプルトニウムに衝撃波を当てた際の反応を調べる実験装置の開発に成功したことを明らかにした。米国が保有する核兵器のプルトニウムの劣化などを調べるのが主な目的。
同省は「核兵器の信頼性と安全性を維持するために行っている臨界前核実験を補完する」としており、反核団体などはブッシュ政権が進める核兵器の高度化の一環だと警戒を強めている。
同省管轄のローレンス・リバモア国立研究所などが開発したこの装置は、長さ約30メートルのパイプ中で、圧縮した水素ガスなどを最高で秒速8キロの高速でぶつけ、その際に発生する衝撃波がプルトニウムに与える影響などを観測する。
核爆弾が爆発した時にできる衝撃波が起こす反応の一部を模擬できるため、臨界前核実験と同様、核爆発を起こさなくてもプルトニウムの性能などを調べることができるという。(共同通信)
[7月10日9時28分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030710-00000035-kyodo-int