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【ジャカルタ=黒瀬悦成】インドネシアで、一般人も入学できる世界初とされる情報機関員養成のための国立大学がリアウ州のバタム島と西ジャワ州に開校することになり、9日、同島でメガワティ大統領ら参列のもと校舎の起工式が行われた。
同国は、昨年10月にバリ島で200人以上が死亡した爆弾テロの阻止に失敗するなど、情報機関の能力不足が他の東南アジア諸国から批判されている。“スパイ大学”の設立は、学生の中から優秀な人材をスカウトし、同国の諜報(ちょうほう)能力の底上げを図る狙いが強い。
インドネシア国家情報庁(BIN)のヘンドロプリヨノ長官が8日、記者団に語ったところでは、同大学は来年5月ごろ開校予定。学生らは諜報術を科学的学問として研究し、情報収集や分析の手法、インターネットを駆使したスパイ術などを習得する。4年間の学士課程(西ジャワ州)と2年間の修士課程(バタム島)の2コースがあり、修了者には学位が授与される。
授業は英語で行われ、民間人や外国人の入学も可能。同長官は、「スパイ術はビジネスや普段の生活でも役立つことが多い」と主張、幅広い層に入学を呼びかけている。(読売新聞)
[7月10日0時7分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030709-00000414-yom-int