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イラン側「即時無条件」に難色 IAEA事務局長と会談
国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長は9日イランに到着、ハタミ大統領らと会談し、抜き打ちを含めたより強制的な核査察を可能にする追加議定書への調印を求めた。これに対しイラン側は、IAEAがイランの持つ懸念について報告書をまとめることを要求、「即時・無条件」の調印には難色を示した。
エルバラダイ氏は、アガザデ原子力庁長官、ハラジ外相とも会談した。エルバラダイ氏によると、一連の会談で双方は(1)IAEAが来週、核査察チームを派遣し疑惑施設を調査する(2)別チームがイラン側の懸念を聴取し、報告書をまとめることで合意した。イラン側は、両方の調査結果がIAEA理事会で承認されれば、追加議定書に調印すると表明したという。
イラン側の懸念の具体的中身は不明だが、同国はこれまで、核不拡散条約(NPT)加盟によって得られるはずの、核平和利用のための先進国からの技術供与がないと不満を表明している。 (07/10 01:26)
http://www.asahi.com/international/update/0709/010.html