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http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030709k0000e030088000c.html
米銃乱射事件:人種差別が引き金か ロッキード工場
【ニューヨーク高橋弘司】米中部ミシシッピ州・メリディアン近郊の航空・防衛関連企業「ロッキード・マーチン社」工場で8日、起こった従業員の男による銃乱射事件は、その後の地元警察の調べで、犠牲となった5人のうち4人が黒人だったことが明らかになった。また、同僚らは男が日ごろから黒人従業員を脅すなどの行為を続けていたと証言しており、地元警察は人種差別感情が背景にある可能性もあるとみて捜査を進めている。
現地からの情報によると、銃を乱射したのは同工場に勤務する組立工。この男は8日朝の休憩中、拳銃と半自動小銃を突然、持ち出し、工場内で撃ち始めた。工場内にいた従業員らは必死で逃げ出したが、13人が巻き添えになりうち5人が死亡した。けが人のうち数人は重体という。
同工場の従業員らによると、この男は黒人を毛嫌いして普段から脅しなどの行為が絶えず、上司の元には多数の苦情が寄せられていた。地元警察のスポークスマンは「現段階では人種差別が動機だったと裏付ける証拠はない」としているが、黒人を標的にした可能性も含め、動機などを慎重に調べている。
舞台となった工場では米軍戦闘機や輸送機などの部品組み立てのため、約150人が働いている。
今回の事件は、米国で起こった職場を舞台とする銃乱射事件としては、2000年12月26日、東部マサチューセッツ州ウェイクフィールドのインターネット・コンサルタント会社で7人が死亡した事件以来の惨事となった。
[毎日新聞7月9日] ( 2003-07-09-13:20 )
コメント:世界最大の軍需産業ロッキード・マーチン、人種差別、それに銃器社会、いずれもアカデミー賞長編ドキュメンタリー部門賞やカンヌ映画祭特別賞受賞の「ボウリング・フォー・コロンバイン」(監督:マイケル=ムーア)で取り上げられたテーマそのものです。
http://www.gaga.ne.jp/bowling/top.html