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派遣隊員死傷の可能性に言及 イラク法案審議で小泉首相
小泉首相は9日の参院連合審査会で、イラク復興支援特別措置法案に基づく自衛隊派遣について「(派遣された)自衛隊員でも民間人でも、野盗や強盗のたぐいに襲われたら殺される可能性はあるかもしれない。相手を殺す場合もないとは言えない」と述べ、派遣隊員らが死傷する可能性に初めて言及した。
参院の外交防衛、内閣両委員会の連合審査会の質疑で、無所属の黒岩宇洋氏の質問に答えた。
首相は「襲われたら戦うのは人間本来の活動だ。自分の命を守る場合に、殺されるかもしれないし、殺すかもしれない。絶対ないとは言えない」と述べたうえで「(自衛隊派遣の)本来の目的は復興支援活動ということを理解いただきたい」と語った。 (07/09 21:14)
http://www.asahi.com/politics/update/0709/013.html