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【ワシントン中島哲夫】ブッシュ米大統領が今年1月の一般教書演説で述べた「イラクが相当量のウランをアフリカから入手しようとした」との主張について、ホワイトハウスの国家安全保障会議(NSC)報道官は8日、でっち上げの情報に基づくものだったと認めた。ロイター通信が伝えた。
報道官は「当時、情報当局はイラクの大量破壊兵器に関してアフリカからのウラン購入の試みがあったことに言及したが、イラクとニジェールの取引を示す書類はねつ造されたものだったことが分かった」と述べた。
この件は国際原子力機関(IAEA)が真っ先に「でっち上げ」と断定。ライス米大統領補佐官(国家安全保障担当)が6月8日のテレビ番組で「英国の情報だった。作り話だとは当時、(ブッシュ政権中枢の)だれも知らなかった」と釈明した。
さらに米政府の元駐ガボン大使が6日付の米紙ニューヨーク・タイムズ紙への寄稿で、米中央情報局(CIA)の依頼で昨年2月、ニジェールを訪問して調査し、可能性は極めて低いとCIAに報告した経緯を暴露。8日付ワシントン・ポスト紙は「一般教書演説に含めるべきではなかった」というブッシュ政権高官のコメントなどを報じていた。(毎日新聞)
[7月9日11時14分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030709-00001033-mai-int