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【ロンドン=横田一成】米国が国際テロ組織アルカイダなどのテロリストを裁く特別軍事法廷を計画していることについて、英政府は7日、「強い懸念」を表明した。同法廷で裁かれる見通しの6人のうち2人が英国籍であると判明、ムリン英外務担当閣外相は同日の下院審議で「米国に国際基準に沿った正当な裁判を求めた」と述べた。イラク戦争を共に戦った英米が思わぬところで対立している。
米軍はアフガニスタンのタリバン掃討でアルカイダやタリバンの兵士600人以上を拘束し、キューバにあるグアンタナモ米軍基地に収容した。ブッシュ米大統領は先週、このうち6人について、テロ養成キャンプに参加したり、テロ組織の資金集めに従事した疑いで「軍事裁判にかけるのが適当だ」との決定を下した。英国人の1人はパキスタン領内で拘束されており、人違いの可能性もあるという。こうした米政権の方針に対しムリン閣外相は、英国が死刑に反対している点を強調、英国人が死刑判決を受けないよう「あらゆる手段を使って反対する」意向を示した。 (12:23)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20030708AT2M0800408072003.html