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自衛隊の国際貢献活動 首相、恒久法検討に前向き
小泉首相は7日の参院本会議で、自衛隊の国際貢献活動を定める恒久法の整備について「憲法の前文と9条の整合性を十分考えながら、将来の課題として検討すべきだ」と語り、前向きな姿勢を重ねて示した。イラク復興支援特別措置法案をめぐる質疑で自民党の舛添要一氏の質問に答えた。
この日の本会議で参院審議入りした同法案は、9日に参院外交防衛委員会と同内閣委員会の合同審査が行われ、本格審議が始まる見通しだ。
この日の質疑で首相は自由党の平野達男氏の質問に対し、「自衛隊はわが国の防衛が主たる任務」としたうえで「国際貢献の分野でも能力と経験の活用が図られている。実績と国際的評価を積み重ね、幅広い国民の支持と理解を得られる分野で、国際貢献を一層推進すべきだ」と表明。国際貢献を国防と並ぶ自衛隊の任務として位置づける考えを示した。
恒久法の制定をめぐっては、首相は6月25日の衆院特別委員会でも「将来の課題として、国民的な議論を踏まえながら検討すべきだ」と語っていた。
一方、首相は特措法案に基づく自衛隊の活動内容について「今後イラクの現状や各国の取り組みを詳しく把握し、イラク国民からも評価される業務を検討する」などと述べ、後の基本計画策定時まで明示を先送りする姿勢を変えなかった。
(07/07 23:34)
http://www.asahi.com/politics/update/0707/008.html