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http://www.nikkei.co.jp/kaigai/us/20030706d3k0601706.html
更新:2003/07/06 19:53
米元外交官、イラクの脅威を誇張と批判
【ニューヨーク6日共同】米国がイラク戦争正当化の根拠に挙げたイラクのニジェールからのウラン購入計画疑惑について、米国の元外交官が6日付の米紙ニューヨーク・タイムズに寄稿し「イラクの脅威を誇張するため、大量破壊兵器の開発をめぐる情報がねじ曲げられた可能性が高い」と批判した。
寄稿したのは、米中央情報局(CIA)から疑惑の真偽を確かめるよう依頼された元駐ガボン大使のジョゼフ・ウィルソン氏。
同氏は昨年2月にニジェールを訪問し、政府当局者やウラン採掘関係者と面談した結果、イラクがニジェールとウラン購入で取引した可能性は極めて低いとの結論に達し、CIAに伝えた。
しかし同年9月、英国はイラクの脅威の証拠として「アフリカからのウラン購入の試み」を挙げ、今年1月にはブッシュ米大統領が演説で同様の疑惑に言及した。
ウィルソン氏は「わたしの情報がイラクに対する(米国の)既定方針に沿わないために無視されたとすれば、誤った口実で戦争を起こしたことになる」と述べ、イラク戦争の正当性に強い疑問を投げ掛けた。