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(回答先: イラクで爆発、4人死亡 [産経新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 7 月 05 日 20:46:05)
【バグダッド小倉孝保】バグダッドの西約90キロのラマディの警察施設で5日朝、大規模な爆発があり、イラク人の警察官少なくとも7人が死亡、54人がけがをした。原因は不明だが、米軍の駐留に反対する組織が住民や米軍の揺さぶりを目的に行った可能性がある。
アラビア語衛星テレビなどによると、死亡したのはほとんどが新たに志願した警察官で、高速道路パトロールについての授業が終了した直後に爆発が起こったという。原因は不明。爆発直後から米軍がヘリコプターと車両で付近を調査している。米軍は事件についてコメントしていない。
ラマディはイスラム教スンニ派住民の町で、フセイン政権下で優遇された住民が多い。このため、住民には反米感情が強く、これまでも駐留米軍を狙った攻撃がたびたびあり、米軍は親フセインの住民の捜索を行ってきた。
米占領当局(CPA)は早期の治安回復を目指して各地でイラク警察の組織作りを行っている。しかし、ラマディなどの反米感情の強い住民の一部は、イラク警察が米軍によって組織されていることに反感を抱いているといわれる。
地元のジャーナリストは「爆発の規模からしても組織的に仕掛けられた爆弾の可能性が強い。フセイン政権復活を目論む組織が米軍とそれを支持する住民を動揺させることを狙った犯行ではないか」とみている。
[毎日新聞7月5日] ( 2003-07-05-22:05 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030706k0000m030089000c.html