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(回答先: パキスタン:モスクで爆発、30人死亡40人以上が負傷 [毎日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 7 月 04 日 23:57:09)
【イスラマバード西尾英之】パキスタン南西部の都市クエッタで4日起きた、イスラム教スンニ派過激派によるとみられる同シーア派モスク(イスラム礼拝所)襲撃事件の死者は5日までに計45人、負傷者は60人以上にのぼった。米国に協力して「テロとの戦い」を進める同国政権には大きな痛手になりそうだ。
現地からの報道によると、事件に怒った一部のシーア派教徒が4日午後、街頭で車に放火したり、スンニ派の宗教学校(マドラサ)を襲撃したため、政府は軍を市内に出動させて警戒に当たっている。また最大都市カラチでは、5日未明までにバス数台が放火された。クエッタの事件に怒ったシーア派教徒の犯行とみられている。
目撃者によると、クエッタの事件は体に爆発物を巻き付けた3人の男がモスク内に侵入して手りゅう弾を投げ、自動小銃を乱射。礼拝中の市民が3人を捕まえようとしたところ、1人が自爆しさらに犠牲者が増えたという。3人とも自爆か警備員との銃撃戦で死亡した。
スンニ派過激組織は、アルカイダやタリバンと関係の深いパキスタン国内のイスラム教原理主義組織とは直接の関係はない。イスラム原理主義組織が反米などの政治的要素が強いのに対し、スンニ派過激組織は政治色は薄く、狂信的宗教グループとみられている。
[毎日新聞7月5日] ( 2003-07-05-18:11 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030706k0000m030022000c.html