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【ソウル=内山清行】1997年に北朝鮮から韓国に亡命した朝鮮労働党元書記の黄(ファン)ジャンヨプ氏は4日、韓国国会の議員会館で開いた討論会に出席、北朝鮮の核問題に関連し、「(亡命前に)金正日総書記と担当書記から、核兵器を製造したと聞いた」と証言した。
黄氏は(1)1991年か92年に、地下核実験場の建設が終了したとの報告が金総書記にあった(2)96年にパキスタンとの間で(核兵器の材料となる)ウラン235の製造に関する協約を結んだ――などと具体的に語った。
黄氏が公開の場で北朝鮮問題について発言するのは初めて。国際合意に反して北朝鮮が核開発計画を進めていた実態が、権力中枢にいた幹部によって確認された。
討論会で配布した資料で黄氏は「大量破壊兵器を保有する犯罪集団である金正日政権を武装解除しなくてはならない」と強調。ただ、武力行使については「北朝鮮は全土を要さい化しており、短期間に作戦を終了するのは不可能だ」と反対の立場を表明した。 (13:28)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20030704AT2M0401F04072003.html