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(回答先: Re: 修正主義です。 投稿者 リーマン 日時 2003 年 7 月 02 日 06:14:28)
本来の「修正主義」は、どうも憲法改正主義者のようですが自分は歴史に弱く、語源での内容がどんな人々をさすのかは分かりません。
現在では、この言葉はナチスのホロコースト否定派をさす場合がほとんどのようです。
ただ、イスラエル・パレスチナ問題も含むこの一連の議論内容は、単独民族・単独言語の国からやってきた人間には、複雑でおまけにそれぞれの家族の歴史も絡んだもので理解が難しい、と言うより理解は不可能なのか、という思いに駆られます。
いくつか気がついたことをあげて見ます。
・ニューヨークについてですが、よく言われるのは「ニューヨークを米国と思ったら間違い」ということ。
あそこは米国内でも圧倒的にユダヤ系米人の割合の高いコスモモリタンな街です。(コスモポリタン、とは一昔前まではユダヤ人の多い、という語感もあったようですが)
・フランスでの“人種差別”はイギリスとはまた違った様相を持っているように思います。北アフリカ・ブラックアフリカ人も含めて、教育による一体化政策のためでしょうか、仏人(以前からの移住者)とのミックス度は他の国に比べて高いような気がします。ここでは2重国籍(場合によっては3重や4重もあり)が許されていることや、異民族間の結婚が多いこともあると思えます。またイスラエル・仏の2重国籍者も多いですし、仏語をしゃべるイスラエル人も多いようです。
・友人のイスラエル人によると、かえってイスラエル内での人種差別がキツイようす。建国後、一切を売り払ってイスラエルに“移民”し、けれど失望して帰ってきたユダヤ系仏家族の話も聞きます。
冷戦終了後入ってきたロシア系の人々は、ユダヤ帰着意識は少ないようですし、結局は“白人系”金髪にブルーアイズのモデル風がいちばんもてるんだそうです。
・仏国内で話題になったのは、アフガン・イラク戦争でのイスラム教徒の感じた敗北感とシャロンとブッシュを繫げたラインでの反ユダヤ的動き、具体的にはユダヤ教会破壊活動などでした。中東が安定してくれれば、あるいは少なくとも和平への動きがある間はこういった攻撃もないかと思われます。
・仏系ユダヤ人というか、ユダヤ系仏人についての私感、は難しいです、
ヴィシー政府化で苗字を古典的フランス名にしたり、宗教を変えた家族も多いし、だいたい母親がユ系でないとユダヤ人になれないということもあり、どれがユ系のひとかそうじゃないか、、知るのは簡単じゃないですね、あまり気にもしてませんし。ただ食事に招待する時はちょっとデリケートです。一回、たまたま遊びに来た銀行勤めの女性にそれとは知らずハム・ソーセージ盛り合わせとハム入りチャーハンを出してしまったことがあります。彼女は何も言わなかったけれど、食事後皿の上にハムだけ残ってたので気がつきました。
これで回答になってますか?あくまで個人的発言ですが。
ロンドンでの様子はどうですか?