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イラクの首都バグダッド周辺で、6月30日深夜から1日にかけ、米軍車両がロケット砲で攻撃されるなど米軍を狙った攻撃が相次いだ。一連の攻撃で米兵やイラク人ら多数のけが人が出た。米兵ら4人が死亡したとの情報もある。先月中旬から米軍への攻撃が急増しており、米軍は、フセイン政権を支持する民兵らによる組織的犯行とみている。
バグダッド北東のムスタンシリヤの路上で1日朝、走行中の米軍車両がロケット砲の攻撃を受けた。車両が燃え上がり、後続の小型トラックにも延焼。目撃者の話では、軍用車両に乗っていた米兵ら4人が死亡した模様だ。
現場は、両側を林に囲まれた幹線道路。給油待ちする車の列のため渋滞しており、攻撃された米軍車両もゆっくり走っていたという。この攻撃の数時間前にも、バグダッドの国際空港近くで、走行中の米軍の車列がロケット砲で攻撃を受け、米兵1人が負傷した。
一方、バグダッドの西約60キロのファルージャでも6月30日深夜、市の中心部にあるモスクの付近などで複数の爆発が起きた。AFP通信は病院関係者の話として、爆発でモスクの一部が破壊され、神学生4人が死亡、15人がけがをしたと伝えた。けが人のなかにはモスクの宗教指導者も含まれているという。
その数時間後の1日未明にも、市の中心部にある米軍が駐留する建物に対して、1発のロケット砲が撃ち込まれた。死傷者が出たかどうかは不明だという。
米軍は6月中旬から、断続的にフセイン政権の残存勢力を一掃する軍事作戦を展開中で、29日から大規模な掃討作戦を始めたばかりだった。 (07/01 20:50)
http://www.asahi.com/international/update/0701/008.html