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ブッシュ米政権が、難航しているイラク復興事業を外部の助言を得て立て直そうと、クリントン前政権の高官らをイラクに派遣したことが27日分かった。国防総省筋が明らかにした。
イラクでは旧フセイン体制の残存勢力による米軍襲撃事件が相次いでおり、準備不足との批判にさらされたブッシュ政権は、クリントン時代の高官に頼らざるを得ないところまで追い込まれているともいえそうだ。
派遣されたのはクリントン政権で国防次官を務めたジョン・ハムレ戦略国際研究センター(CSIS)所長らシンクタンク研究員五人。同政権時代に国務省職員や国際開発局幹部としてボスニア・ヘルツェゴビナやルワンダなどの戦後復興に携わったメンバーもいる。
既に現地入りし、バグダッドを中心に12日間程度滞在する予定。今後の復興の見通しや治安が不安定な状態での復興の進め方をラムズフェルド国防長官らに報告する。
国防総省筋は「あくまで非公式な助言で、どこまで有益かは分からない」としているが、専門家の助けで復興事業を何とか軌道に乗せたいのが本音のようだ。(ワシントン共同)
[毎日新聞6月28日] ( 2003-06-28-08:13 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030628k0000e030004000c.html