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【ワシントン佐藤千矢子】米太平洋軍のファーゴ司令官は26日、下院外交委員会のアジア・太平洋小委員会の公聴会で、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が韓国との軍事境界線沿いに化学兵器弾頭を搭載した大砲を実戦配備していると述べた。北朝鮮が化学兵器を実戦配備している可能性は高いと見られてきたが、米政府当局者が公言するのは異例だ。
ファーゴ司令官は「朝鮮半島での戦争の可能性は低いが、起きれば危険は大きい。北朝鮮が核開発を続けていればなおさらだ」と強い警戒感を示した。そのうえで「非武装地帯は地球上で最も武装された地帯だ。多くの韓国人が北朝鮮の大砲が届く範囲内に住み、大砲の一部は化学兵器弾頭で武装されている」と述べた。
一方、同じ公聴会で証言したロッドマン国防次官補(国際安全保障担当)は、沖縄の米軍の再編成について日米両政府が「小規模な調整」について協議していると表明した。ラフルアー国務省北東アジア安全保障担当特使も「沖縄は地域における戦略的位置を占めており、今後しばらく、そうあり続けるだろう」と述べ、両氏とも在沖米軍の大規模再編には否定的見解を示した。
このほかロッドマン国防次官補は「日本は軍隊(自衛隊)をイラクに派遣する方法も検討している」とイラクへの自衛隊派遣を可能にするイラク復興特別措置法案の成立に強い期待感を表した。ミサイル防衛については、日本政府が近く導入を決定・発表するとの見通しを示した。(毎日新聞)
[6月27日12時41分更新]