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英首相府とBBC全面対決 「謝れ」「謝らない」
【ロンドン26日共同】英首相府のキャンベル報道局長は二十五日、イラクの大量破壊兵器の脅威を告発する機密報告書を昨年九月にまとめる際、同局長が「もっと人目を引くように」と情報機関に強要したとの報道について、英議会外交委員会で証言し「うそだ」と否定。BBC放送の軍事担当記者を名指しし、ブレア首相とともに謝罪を要求すると述べた。
BBCは同日夜、声明を発表し、報道は「信頼できる高官」の情報に基づくとして記者を擁護。「謝ることは何もない」とはねつけ「サッチャー元首相の最盛期以来、政府からBBCへの最も激しい攻撃」(マー政治部長)とテレビ・ニュースで報じた。
同局長は英大衆紙デーリー・メールの編集長出身で「情報操作の達人」とされ、「閣僚より大きな権力を持つ」(BBC)といわれるブレア首相の側近中の側近。
局長は「イラク軍は生物・化学兵器を四十五分以内に配備できる」とした機密報告は情報機関の承認を得ているとし、全草稿を委員会に提出する用意があると述べた。
局長は英政府が今年二月に発表した「機密文書」については、米大学院生の十二年前の論文を筆者名を明示せず無断盗用したことなどを「間違いだった」と認めた。
(了) 06/26
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2003/iraq2/news/0626-1219.html
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