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英首相側近、無断引用認める イラク大量兵器文書問題
英議会下院の外交委員会は25日、ブレア政権の世論・メディア対策を担う首相府のキャンベル戦略・報道局長を召喚し、政府がイラクによる大量破壊兵器開発の危険性を印象づける文書を作成した経過について聴取した。キャンベル氏は米大学院生の論文を無断で転載した過ちを認める一方、脅威を誇張した事実はない、と主張した。
キャンベル氏によると、政府は今年1月、フセイン政権による国連査察団への組織的な妨害工作を立証する文書を作成することを決定。関係省庁に資料集めを指示したところ、外務省が大学院生の論文を推薦してきた。文書の編集責任者だった同氏は、政府の内部資料だと思い込み、出所を確認せずに盛り込んでしまったという。文書は2月に公表された。
キャンベル氏は「大学院生に対し、過失を認め謝罪したい」と発言。同時に「文書は本来、マスメディア向けの広報資料だった。フセイン政権の兵器問題に取り組まなければならない理由を説明する上では、それほど重要ではなかった」と弁明した。
これとは別に昨年9月にまとめられた、イラクによる兵器開発の脅威を指摘した文書についてキャンベル氏は、「戦前に政府が手がけた最も大切な仕事」と評価。「(情報機関をたばねる)統合情報委員会の議長が全面的に指揮し、何カ月も費やして編んだまじめで、網羅的な内容だ」と強く擁護した。
情報機関の抵抗を抑え、イラク軍が45分以内に化学・生物兵器を実戦に投入できるといったデータを加えるようキャンベル氏が指示したとするBBCなどの報道は「まったくのうそだ」と否定。「首相、外相、情報機関トップがみな否定しているのに、BBCがなお固執するなら、報道する姿勢がおかしいとしか思えない。我々も過ちを認めたのだから、BBCもこの問題で謝罪するべきだ」と、厳しい口調でまくし立てた。
(06/26 12:22)
http://www.asahi.com/international/update/0626/007.html
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見出しがヘン.無断引用が問題ではないはずだ.