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http://www.asahi.com/international/update/0625/008.html
英国防相が地域のトラブル示唆 イラク南部の英兵死亡
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フーン英国防相は24日夜、イラク南部を占領する英軍を狙ったとみられる同日の攻撃について議会に報告し、死亡した6人は軍警察の隊員で、地域の事情に起因するトラブルに巻き込まれた可能性がある、と示唆した。一方、前後してパトロール中の空挺(くうてい)隊員らが襲われた事件では、迫撃砲や機関銃が使われた事実を明らかにした。
国防相によると、6人の遺体はイラク南部の都市アマラから20キロあまり南へ離れたアルマジャル・アルカビルで発見された。英軍警察はこの町で地元警官の教練にあたっており、国防相は「町の警察署でトラブルがあった、という情報がある」と語った。詳細については明言を避けた。
一方、空挺隊を襲ったグループは大人数で、支援に駆けつけた英軍のヘリコプターや装甲車を待ちかまえ、銃撃や砲撃を加えたという。英軍事専門家の間では、「軍隊の戦術を知る武装集団の仕業」という見方が出ている。
主な戦闘が終了してから、英軍に犠牲者が出たのは初めてだ。国防相は「イラク南部の治安は着実に改善されていたのに、こんな惨事が起きるとは」と、衝撃を隠さなかった。
アマラ地区はイラン国境に近く、フセイン政権に弾圧されたイスラム教シーア派の住民が多い。国防相は「地元との関係は良好だった」と述べたものの、最近、米英軍の占領に抗議するデモが起きたとの情報もある。
また、英軍の占領地域内では北限に近く、フセイン派の残存勢力が周辺に潜んでいる可能性も否定できない。今後、米軍だけでなく、英軍に対するゲリラ攻撃も日常化すれば、占領部隊の増派などを検討せざるを得ないだろう。 (06/25 12:51)