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毎日新聞社は21日、アンマンのクイーンアリア国際空港爆発事件で、禁固1年6月の実刑判決を受け、アブドラ・ヨルダン国王の特赦で釈放され帰国した五味宏基・元写真部記者(36)=東京本社編集局付=について、同日付で懲戒解雇にした。
社内の委員会で検討した結果、五味元記者の軽率な行為によって6人の死傷者を出した結果は極めて重大であり、職業人としての道義的、倫理的責任は大きいと判断。「過失によって重大な事故を発生させた時」「会社の名誉、信用を傷つけ、損害を与える行為のあった時」などの懲戒規定を定めた従業員就業規則に基づいて処分を決定した。
処分決定後、五味元記者は「処分は当然と受け止めております。私の軽率な行動で亡くなられたアリ・サルハンさんのご冥福と負傷された方々の一日も早い回復を祈り、これから一生をかけて償っていきたいと思います。機会を与えられれば、ヨルダンを訪れ、アリさんのご遺族に直接、謝罪したいと願っています」と述べた。
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心理学者ら外部の専門家が五味元記者から事情を聴き、事件の原因を分析しています。毎日新聞社は近く、その結果を報告します。また、この事件を契機に、検討を進めている戦場など危険地域取材のガイドライン(骨格案)についても掲載します。(毎日新聞)
[6月21日19時56分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030622-00000033-mai-soci