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【ワシントン中島哲夫】ブッシュ米大統領は18日、イランの核開発疑惑について記者団に「国際社会が一致して、核兵器の製造は容認しないと明確に伝えねばならない」と述べた。イランへの圧力を強めると共に、友好国の対イラン政策や国際機関の動きに注文をつける狙いとみられる。
大統領は「イランが核兵器を保有すれば、危険な国家となる」と強調した上で、国際社会の結束を求めた。さらに今月初めの主要国首脳会議(エビアン・サミット)でこの問題を話し合ったと語り、「イランの核兵器開発を阻止するため一緒に働かねばならないという全体の合意に近いものがある」と説明した。
フライシャー米大統領報道官は同日の定例会見で、イランに対する姿勢について米国と欧州との間に温度差があることを認め、「異なる国には異なる政策があることを大統領は認識している」と述べた。
しかし大統領の発言からみて、米政府は今後、関係国の政策を自らの政策に近づけるため働きかけを強める可能性が高い。
ブッシュ大統領は一方、イランでの反体制デモに支持を表明し、イラン政府にデモ参加者に対する「最大限の尊重」を要求した。
[毎日新聞6月19日] ( 2003-06-19-13:41 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030619k0000e030040001c.html