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【ワシントン中島哲夫】米国防総省は18日、太平洋上でイージス艦を用いた海上発射型のミサイル防衛システムの迎撃実験を行ったが、ロイター通信によると迎撃に失敗した。短・中距離の弾道ミサイルを標的とする海上発射型の迎撃実験は4回目だが、失敗したのは初めて。
昨年12月、地上発射型のシステムによる大陸間弾道ミサイル(ICBM)の迎撃実験の失敗に続くもので、地上発射型、海上発射型を含めた初期システムを04〜05年に実戦配備すると宣言しているブッシュ政権としては、大きな痛手となった。
今回の実験はハワイ・カウアイ島の試射場から標的となる弾道ミサイルを打ち上げ、太平洋上の米海軍イージス艦から迎撃ミサイルを発射、大気圏外で弾頭破壊装置を標的に激突させ、撃ち落とす計画だった。実験の主な狙いは弾頭破壊装置の誘導、制御などを行う改良型システムの機能評価だった。
実験は米東部時間18日午後4時から午後8時の間に実施すると予告されたが、午後9時半現在、結果についての公式発表はなく、詳細は不明だ。
[毎日新聞6月19日] ( 2003-06-19-11:14 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030619k0000e030036000c.html