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(回答先: 米、北の「物理的報復措置」発言を一蹴 朝鮮日報 投稿者 小耳 日時 2003 年 6 月 19 日 10:43:28)
パウエル長官「対北食糧支援を中断」
米国のパウエル国務長官は17日、「どの国も最近、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)
に十分な支援をしていない」と、周辺国の対北朝鮮支援の中断が北朝鮮の核問題解決に有効
であるとの立場を示した。
現在、カンボジアのプノンペンで開催されている東南アジア諸国連合(ASEAN)地域
フォーラム(ARF)に出席しているパウエル長官は、現地に向かう機中で記者団に対し
「われわれは北朝鮮が(核兵器を放棄しない限り)あらゆる支援や友好国を得られないとい
うことを北朝鮮にはっきりと示すため、国際社会をひとつにした」としながら、このように
述べた。
パウエル長官は、北朝鮮の核問題が明るみになって以来、日本を含む各国の対北朝鮮支援
や経済関係が縮小もしくは中断した例を挙げ、「まだ中国の援助が続いてはいるものの、
(他国の支援が中断したことで)北朝鮮は相当厳しい状況にあり、深刻な苦痛に悩まされて
いる」と指摘、対北朝鮮支援の中断が有効な手段になるとの立場を明確にした。
同長官のこうした発言は、米国が北朝鮮の大量破壊兵器や麻薬、偽造紙幣の拡散防止とと
もに、北朝鮮に対する他国の支援中断を通じた経済制裁を事実上、強化していく方針を明確
にしたものと解釈される。
同長官はまた、米国が今年、北朝鮮に支援する予定の人道的な食糧援助のうち、すでに約
束していた第1次分の4万トンのほか、残りの6万トンは配給の透明性を確認できるまで支
援を保留することを明らかにした。
同長官は北朝鮮核問題について「北東アジア諸国と団結できたことをうれしく思う。全て
の国が北朝鮮に対し、一連の行動を容認できないとの立場を伝えている」 と述べた。
ワシントン=朱庸中(チュ・ヨンジュン)特派員
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/06/18/20030618000065.html