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毎日はブッシュ「修正主義者」批判を「ナチスによるユダヤ人大虐殺は作り話」説に結合:採点60点
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030619k0000m030041000c.html
大量破壊兵器:
米大統領が疑惑提起の人々を修正主義者批判
【ワシントン中島哲夫】ブッシュ米大統領は16日と17日の遊説で、ブッシュ政権がイラクの大量破壊兵器に関する情報を操作・誇張したなどと疑惑を提起する人々を「修正主義者」と表現して批判した。大量破壊兵器が見つからない苦しさの反映とみられる。
大統領は16日、ニュージャージー州での演説で、「米国はイラクの独裁者の脅威に対して行動した」と述べ、イラク戦争の正当性に疑義を唱える学識経験者を念頭に「修正主義者の歴史家たちがいる」と指摘した。17日のバージニア州での演説でも、ほぼ同趣旨の主張をした。
「修正主義者」という言葉について大統領は具体的な説明をしなかったが、フライシャー大統領報道官は「戦争前、サダム・フセイン(イラク大)が大量破壊兵器を保有していなかったという考え」の持ち主を指すと説明。野党・民主党の議員をはじめ、情報操作疑惑を提起している人々を非難したものであることを事実上認めた。
米国で使われる「修正主義者」の意味の一つは「ナチスによるユダヤ人大虐殺は作り話だと主張する人」であり、ブッシュ政権はこれを背景にして、イラクの大量破壊兵器保有に疑惑を抱くこと自体が「常識外れであり非人道的」だという印象を与えようとしているようだ。
[毎日新聞6月18日] ( 2003-06-18-19:30 )