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【プノンペン=鈴木雄一】日本政府は今年12月に東京で開く日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)との特別首脳会議で、政治、経済、安全保障など幅広い協力関係構築をうたった「日・ASEAN憲章」(仮称)の調印を目指す方針を固めた。
プノンペン訪問中の川口外相が19日のASEAN拡大外相会議で憲章草案の共同作成を各国に提案する予定。外相同行筋が17日、明らかにした。
同憲章は、ASEANとの連携を急速に強化する中国に対抗する意味合いもあるという。
具体的には、日本がASEAN加盟国の経済格差是正を支援する方針を明確にしたうえで、〈1〉自由貿易協定(FTA)を含めた経済連携構想の推進〈2〉テロ、海賊対策、エネルギーの安定供給など国境を超えた安全保障問題での協力〈3〉教育、人材育成のための相互交流の拡大――などを憲章に盛り込む考えだ。
(2003/6/17/15:25 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20030617i207.htm
★ 参照書き込み
『中国、「東南アジア友好協力条約」調印へ [読売新聞]【日本政府は「内政不干渉の規定」で見送り】』
( http://www.asyura.com/0306/war35/msg/766.html )