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米国務省:
イランの反体制デモを公式に支持 報道官明言
【ワシントン中島哲夫】米国務省のバウチャー報道官は16日、イランで広がった学生らによる反体制デモについて、「米政府はイランで人権の拡大や自由、現代世界に加わる機会を求めている学生、デモ隊に賛成する」と明言し、公式に支持した。また「我々はデモ隊に対する暴力の使用を懸念している」と語り、イランの治安部隊や保守派民兵組織による強引なデモ鎮圧を批判した。
報道官はしかし、米政府のデモ支持は今のところ「精神的支援、連帯の表明」だと説明し、米国が学生らを扇動し操っているといったイラン政府の主張は否定した。
一方、米国防総省の諮問機関・国防政策委員会のリチャード・パール委員は16日、ベルリンでの演説で、イランの核問題に対処する最善の方法は「イランの人々を解放することだ」と述べ、体制変革に言及した。ロイター通信が伝えた。パール氏はイラク戦争の計画立案者とされる人物。演説ではイランの反体制デモを支持し、「イランの若者たちは核兵器製造より有効な資源利用の道を見出すだろう。イラン国民が体制変革を目にしたがっている兆候が、既に見える」などと語った。
[毎日新聞6月17日] ( 2003-06-17-10:58 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030617k0000e030021000c.html